万葉集 :第11巻−2530
原文: 璞之 寸戸我竹垣 編目従毛 妹志所見者 吾戀目八方
よみ: 麁玉(あらたま)の、寸戸(きへ)が、竹垣(たけがき)網目(あみめ)ゆも、妹(いも)し見えな ば、我(あ)れ恋ひめやも
仮名:あらたまの きへがたけがき あみめゆも いもしみえなば あれこひめやも
意味: 麁玉(あらたま)の、寸戸(きへ)の家の竹垣(たけがき)の編み目(のすき間)からでも、あの 娘が見えたなら、私がこんなに恋焦がれたりしないのに。
ここで(妹、とは)男が女を親しんでいう語。主として妻・恋人をさす。
(古代千三百年前布を織ったり染色をする所工房)伎倍で働く人を伎倍人といった。「伎倍、きべ」機織り工人たちの居た所
参考 『麁玉、あらたまは現在の:静岡県浜松市浜北区宮口・あらたま:遠江国の郡の(現在の浜松市浜北区、宮口、新原、灰ノ木、堀谷、大平、付近を旧: 麁玉(あらたま)あらたま郡の地名
第11巻−2530 作者: 不明
アルバム: 万葉集:あさがお ムクゲ
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コメント (1)
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SAMさんへお気に入り有難う御座います。
keiさんへお気に入り有難う御座います。
スミレさんへお気に入り有難う御座います。2015年5月1日 06:49 ☆トミー (47)
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