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万葉集:  ほおがしわ(朴槲 ) ホオノキ(朴の木) モクレン科

写真: 万葉集:  ほおがしわ(朴槲 ) ホオノキ(朴の木) モクレン科

写真: 万葉集:「古名:もじずり(捩摺)」ネジバナ(捩花) ラン科 写真: 万葉集:  はちす(蜂巣) ハス(蓮) スイレン科

ホオノキ(朴の木)モクレン科
古名:ほおがしわ(朴槲 )

万葉集 19 4204

原文:吾勢故我  捧而持流  保寶我之婆  安多可毛似加  青盖

読み:吾が背子が 捧げて持てる ほほがしは あたかも似るか 青き蓋 

かな:わがせこが ささげてもてる ほほがしは あたかもにるか あをききぬがさ

意味:親愛なる貴方が捧げ持つほほがしわの葉は まことに青いきぬがさのようですよ

この歌で、「我が背子(せこ)」といっているのは大伴家持(おおとものやかもち)のことです。「蓋(きぬがさ)」は、織物の傘で、高貴な人に使われました。



万葉集:19 4205

原文:皇神祖之  遠御代三世波  射布折  酒飲等伊布曽  此保寶我之波

読み:皇祖の 遠御代御代は い重き折り 酒飲みきといふぞ このほほがしは 

かな:すめろきの とほみよみよは いしきをり きのみきといふぞ このほほがしは

意味:遠い天皇の御代御代には葉を広げて折り盃の代わりにして神酒を飲んだというこのほほがしわで

タグ: 万葉集

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    2018年6月20日 21:34 ☆トミー (47)

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