万葉集:いわつな(岩綱) テイカカズラ(定家蔓) キョウチクトウ科
テイカカズラ(定家蔓) キョウチクトウ科 古名:いわつな(岩綱)
6 ー1046:雑歌,哀惜,平城京,荒都歌,奈良
[題詞](傷惜寧樂京荒墟作歌三首 [作者不審])
原文:石綱乃 又變若反 青丹吉 奈良乃都乎 又将見鴨
読み:岩綱の また変若ちかへり あをによし 奈良の都を またも見むかも
かな:いはつなの またをちかへり あをによし ならのみやこを またもみむかも
意味:岩綱のようにまた若返って 奈良の都が栄えるのを 再び見ることができるでしょうか
★謡曲の「定家」に由来する名前。
京都を旅していた僧侶が
夕立にあい、雨宿りで
駆け込んだところが、
昔、歌人の「藤原定家」
(西暦1200年頃の人)が
建てた家だった。
どこからか現れた女性が、
その僧侶を、
葛(つる)のからんだ
「式子内親王(平安時代の、
後白河法皇の第三皇女)」の
墓に案内し、こう語った。
”藤原定家は式子内親王を
慕い続けていたが、
内親王は49歳で
亡くなってしまい、
定家が式子内親王を想う執心が
葛となって
内親王の墓に
からみついてしまった。
内親王の霊は
葛が墓石にからんで
苦しがっているらしい”
僧侶はそれを聞き、
内親王の成仏を願って
墓の前で読経した。
アルバム: 万葉集:あさがお ムクゲ
タグ: 万葉集
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穂の国さんへお気に入り有難う御座います。2019年6月6日 21:41 ☆トミー (47)
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