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iconoclasm

写真: iconoclasm

写真: もしもし、世界? 写真: 白紙委任状

「私の布団の下にある彼女の足を撫でてみました。ああこの足、このすやすやと眠っている真っ白な美しい足、これは確かに俺の物だ。」
「やがて春琴は寝床に這入って肩を揉め腰をさすれと云う云われるままにしばらく按摩しているともうよいから足を温よと云う畏まって裾の方に横臥し懐を開いて彼女の蹠を我が胸板の上に載せたが胸が氷のごとく冷えるのに反し顔は寝床のいきれのためにかっかっと火照って歯痛がいよいよ激しくなるのに溜まりかね、胸の代りに脹れた頬を蹠へあてて辛うじて凌いでいるとたちまち春琴がいやと云うほどその頬を蹴ったので佐助は覚えずあっと云って飛び上った。」
「その女の足は、彼に取っては貴き肉の宝玉であった。拇指から起こって小指に終る繊細な五本の指の整い方、絵の島の海辺で獲れるうすべに色の貝にも劣らぬ爪の色合い、珠のような踵のまる味、清冽な岩間の水が絶えず足下を洗うかと疑われる皮膚の潤沢。この足こそは、やがて男の生血に肥え太り、男のむくろを蹈みつける足であった。この足を持つ女こそは、彼が永年たずねあぐんだ、女の中の女であろうと思われた。」
「お富美や、後生だからお前の足で、私の額の上を暫くの間踏んで居ておくれ。」


上に記載したのは、全て同じ作家の作品からの引用です。(「」ごとに違う作品です)
何かもう、ここまで書かれると脚を文章で表現するのが馬鹿馬鹿しく思えてきます。
私は脚フェチです。フェチとは物を崇拝することで、そこに美を求めることです。(極論)
でも時にはそれを破壊する表現も行います。
もしかしたら、この写真に収めた中には、美しい脚があったかもしれません。

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コメント (2)

  • INO

    花柄プリント厚底サンダルがいいな。

    2016年7月18日 03:02 INO (4)

  • ぼーもあ

    >INO 様
    正直、白線がズレないことしか意識していなかったので、
    足の持ち主は全く意図しないで撮ったのですが、私もそれがお気に入りです。
    これは以前撮ったもの↓の撮影モードを変えたリバイズですが、あまり変わり映えしませんね。
    http://photozou.jp/photo/show/2397900/207150918

    2016年7月19日 01:37 ぼーもあ (12)

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