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2018_0303_152206 佐々木酒造

写真: 2018_0303_152206 佐々木酒造

写真: 2018_0303_152215 佐々木酒造 写真: 2018_0303_152102 佐々木酒造

(ごあいさつの続き2)
たまたまうちの蔵は、むかし豊臣秀吉が自分の家として建てた聚楽第のあった南端にあるのですが、秀吉がこの場所に聚楽第を建てた理由の一つとして「水の良さ」があったそうです。秀吉は茶道が趣味で、各地で茶会を開いていますし、聚楽第の敷地の中に千利休の茶室付きの家を建ててやって、そこで一緒にお茶を楽しんだという話も残っていますので大昔から水のよい地域であったことは確かです。

関西大学の楠見教授の調べでは、京都の街の下にはラグビーボールを横向けで水平に切ったような形で、縦が33キロ、横が12キロ、一番深いところで水深800メートルの岩盤で出来た水瓶があるそうです。

京都は三方を山に囲まれた盆地になっていまして、それぞれの山の岩盤を伝って地中に潜り込んだ水がその水瓶に溜まっていく形状になっているんです。また、普通ならそのまま海へ流れてしまうところなのですが、この京都の水瓶には出口が南西の天王山と男山の間の辺りに一本あるだけなので、少しずつしか流れていかない、という水の溜まる条件が揃っているんです。この水瓶には琵琶湖の水量の約8割の水が蓄えてられると楠見教授が発表されています。世界的に見てもこんな地形はめずらしくて、1000年もの間、都が京都に置かれたのはこの類い希なる地形、そしてこの豊富な水があったのが大きな理由だといわれています。現在でも良質で豊富な地下水は変わりなく、小川通りに並んでいるお茶の家元などはもちろんのこと、豆腐や湯葉、生麩など、水が命の産業はいまも洛中には多く残っています。
(出典:佐々木酒造のHP)

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コメント (4)

  • vigorhmk

    蔵之介さんが出て来そうです(^^)v

    2018年3月6日 20:50 vigorhmk (6)

  • キューチャン

    SuzumeExpさん
    ☆ありがとうございます。

    2018年3月6日 23:42 キューチャン (36)

  • キューチャン

    みなみたっちさん
    ☆ありがとうございます。

    2018年3月6日 23:42 キューチャン (36)

  • キューチャン

    vigorhmkさん
    ☆とコメントありがとうございます。
    蔵之介の芸名はCMにも登場してはる山村聡みたいなお父さんが、大石内蔵助をもじって、家業に因んで「蔵之介にしたら」で決まったそうです。

    2018年3月6日 23:48 キューチャン (36)

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