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双麺らーめん醤油@双麺錦糸町本店・墨田区錦糸町

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写真: 双麺らーめん醤油@双麺錦糸町本店・墨田区錦糸町

写真: 味玉つけめん・大盛@りゅう・墨田区錦糸町 写真: 水炊きらーめん+フレンチ地玉子の味玉@有明・江東区門前仲町

双麺(そうめん)錦糸町本店
  墨田区錦糸1-4-10

 土曜日の11時半なのにお目当ての店がまだ開店していなかったため、セカンドチョイスとして訪問。メニューはラーメンとつけ麺それぞれが醤油、塩、味噌の3種と単純な構成だ。その中から醤油ラーメンに決め、店頭入口の券売機をポチッとな。780円。
 麺はストレートの中麺。モチモチともシコシコともしていないがしっかりとした歯応えがあり、また、かなりの弾力が感じられる食感。強いて言えばブリンブリンだろうか、記憶をたぐっても経験がないような気がする。どちらかと言えば中華麺というよりはパスタに近いように思う。退店時、店頭に置かれていた麺箱には大成食品と書かれていたので、帰宅後に調べると中野区の製麺業者さんだった。スープには数種類の煮干をこれでもかというくらい使っているそうだが、確かに魚介の旨味なり風味なりは上手く引き出されているものの、北東北で経験した煮干しの圧倒的存在感はなかった。丼から立ち上る香りも煮干ではなく節系、それもカツオ節の上品なものではなく、サバ節やソウダ節のような少し強めの匂いだ。魚介以外にも昆布、鶏、豚、貝、椎茸、香味野菜などを使って出汁を引いているそうで、魚介系がやや強めだが何かが突出するわけでもなく、バランスの取れた味わいにまとまっている。また、鶏油と背脂も浮かべてあるが控えめに使ってあり、全体的に上品で大人しい仕上がりだ。このため、若者にとってはパンチ不足かも知れないと思ったし、実際の来店客も30代後半以上が大部分を占めていた。具材のバラ肉ロールチャーシュー、メンマに関しては極々普通の出来。薬味には東京では珍しいみじん切りのタマネギとカイワレに海苔。タマネギはスープとの相性が抜群。カイワレはもう少し欲しかった。
 余談だが、卓上にはフライドガーリックと自家製海老辛具入りラー油及びその激辛バージョンが用意されていた。ものは試しと、後半、それらを少量ずつ試してみたが、スープの印象が大きく変わるものの、元スープの上品、薄味、繊細などの点を否定する方向に働いくので自分的には不要だった。首都圏で一昔前に流行った動物と魚介のWスープラーメンに似ているようにも思えたが、これのつけ麺はどんな感じなのか、食べてみたい。

・お気に入り度:○

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