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汁なし担々麺@タンタンタイガー蔵前店・台東区蔵前

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写真: 汁なし担々麺@タンタンタイガー蔵前店・台東区蔵前

写真: 特製スタミナ中華・にんにく・あぶら・からめ@たた味・中央区小伝馬町 写真: 淡口豚骨ラーメン@空ノ色王子店・北区王子

タンタンタイガー蔵前店
  台東区鳥越2-2-1

 王子のお店は、替え玉なしの豚骨ラーメンだったので食べ足らず、どこかに良さそうなお店はないかなとキョロキョロしながら&脳内データベースにアクセスしながら、上野台地の縁に沿うように南東方向にチャリチャリと移動する。西日暮里や日暮里駅前のお店は、ちょうどお昼時にぶつかったためどこも長蛇の列だったのでやり過ごし、とうとう浅草まで来てしまった。ならばと思いこちらのお店の前に来ると、並びが無いどころか空席を見つけたのですぐに入店し、券売機で標記食券を購入した。880円。なお、メニューはこれとレディース汁なし担々麺の2種類のみと、極めて希な汁なし担々麺専門店だ。両者の違いは、ノーマルが麺量200gに対し、レディースは麺量150gの代わりに野菜が多めになり、しかもスーパーフードと言われるチアシードがプラスになること。レディースと名付けられているものの男でも注文可能とのことだが、やはり女性を惹きつけるメニューなんだろう。食券を渡す際に、辛さと痺れのレベルをそれぞれどうするか聞かれる。どちらも小・中・中強め・中と大の中間・大の5段階から選ぶが、それぞれのレベルがどの程度かの説明書きがあるのでそれを参考に頼むことになる。初めてなので戸惑いながら、どちらも真ん中の中強めにした。
 配膳された大皿にはタレ、ラー油、麺、粗挽きの肉味噌、干しエビ、芽菜、水菜などが盛っててあり、最後に花椒が多めに振りかけてある。全体がよく混ざるように、底にレンゲとお箸を差し込、持ち上げるように混ぜる。麺は縮れた太麺で、しっかりとした歯応えがある。強い弾力があるため噛み切るのではなく、奥歯で噛みつぶしながら咀嚼していく。こういうパワフルな麺は久しぶりだ。タレのスパイシーな味の奥に小麦の風味も感じられる。美味しい麺だなと思い帰宅後調べると、下板橋の松本製麺所という所の麺のようだ。タレは強い辛さと痺れの中でもゴマの風味がしっかりと感じられ、かつ、そのゴマがとてもクリーミーなのには驚かされた。麻辣度合いに関しては、先日の銀座・蝋燭屋の麻婆麺同様、辛さはそれなりに辛いなと思う程度だが、痺れの方は口中のみならず唇もビリビリと痺れるほどのかなりのレベル。次回は、辛さはワンランク上の中と大の間にしてもよいが、痺れは逆に中にランクダウンした方が美味しく食べられるだろう。1月に浅草の阿吽でつゆ無し担担麺を食べ時は、その存在感が無かった芽菜だが、今回はその食感と独特の風味が感じられ味わいのアクセントになっていた。前半は肉味噌の旨味が、後半になると代わって干しエビの風味が食欲を駆り立てるもこの汁なし担々麺の特徴だ。
 今回は連食のためライスは無し。このため、できるだけタレと具材が残らないように気をつけたのも上手くいった。2食目の200gでもペロッと平らげた。

・お気に入り度:○+

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