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特製スタミナ中華・にんにく・あぶら・からめ@たた味・中央区小伝馬町

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写真: 特製スタミナ中華・にんにく・あぶら・からめ@たた味・中央区小伝馬町

写真: 海老煮干し中華そば【潮】+煮玉子@麺壁九年・杉並区井荻 写真: 汁なし担々麺@タンタンタイガー蔵前店・台東区蔵前

中華そば たた味
  中央区日本橋小伝馬町15-20

 青森ネギラーメンとアリランと二郎の3種のハイブリッドをコンセプトに、3月末日にオープンした新店。10日余りが過ぎていろんな意味で落ち着いたかなと思い訪れた。開店直後の11時半に着いたら1巡目は既に入店していて、それでもなお10人が並んでいた。その後も続々…とならないのはビジネス街のど真ん中のお店所以だろう。余りに長い行列に並ぶと昼休みの時間内に食べ終われないため自制が働くようだ。そんな中、40分弱でようやく入店できた。狭いお店なので8席しかない上に、太麺で麺量多め、なおかつwithライスの客が多いため回転は芳しくないようだ。食券を渡してしばらくすると「無料トッピングはどうしましょうか?」と声がかかった。刻みニンニクか刻みショウガのどちらか、背脂及びからめの追加をするか否かの確認だ。なお、ここでいうからめは二郎の味濃いめという意味ではなく、自家製の香唐辛子というもののことだ。ネクタイ姿の人々からはショウガの声も聞こえてきたが、何ら制約のない身ゆえニンニク、あぶら、からめと二郎のような呪文を唱えた。
 麺は縮れたかなりの太麺。噛みしめると歯がジワーッと入っていき、それに伴いモチッとした食感が楽しめる。二郎の「ゴワゴワした麺をワシワシ食べる」に比べるともっと大人しくて上品。そもそも、お店のコンセプトである「青森ネギラーメンとアリランと二郎のハイブリッド」のうち二郎以外は知らないので、何がどう似ているのかは全く分からない。厨房にあった麺箱には浅草開化楼の文字があった。スープは豚骨ベースのほぼ乳化していない醤油味で、じっくり味わうと煮干特有のエグミが感じられる。ニンニクや背脂が混じらない状態では、旨味はほどよくコクは軽めでかなりあっさりとしている。券売機に張ってあったメニュー別のトッピング一覧表には多化調と書かれていたのでそのとおりなんだろう。また、炒めタマネギと同じく炒め白ネギのが具材と大量に使われているので、そのために甘味がかなり強い。そこに無料トッピングの刻みニンニクと背脂を混ぜ込むと、スープの表情がガラッと変わり相当下品に。しかし、下品なものほどバカ舌には馴染む。途中で別皿提供のからめを全量投入しスープに溶き込むと、辛さはそれほど目立たないもののスープの味がビシッと引き締まる。これは絶対に選択した方が良い。具材は、少し小ぶりだがブロック状の煮豚が3個、それに+280円の特製にしたので肩ロースチャーシュー2枚とシマチョウ(牛の大腸)3個だったかなが加わる。さらに、野菜として前述の炒めた粗めの角切りタマネギ、同じく炒めた斜め切りの白ネギ、ザク切りのニラ。煮豚は脂身が全く無い赤身肉で、サクッと噛み切れるほど軟らかいが、その代わり旨味は抜け気味。チャーシューも脂身を極力落としてあり、意識せずに食べていると煮豚と区別が余りつかなかった。ホルモンもサクッと食べられる軟らかさで、脂の甘味が十分に堪能できて旨し。
 麺量はネット情報によれば220gとのこと。このため、麺とたっぷりの具材でお腹はいい具合になった。12時半頃の退店だったが、その頃でも10数人が並んでいた。中にOLさんも混ざっていたのには少々驚いた。若き女性があれを喰らうのか?オッサンには想像出来ない…

・お気に入り度:○

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