万葉集第七巻 ー1249 雑歌: 君がため浮沼の池の菱摘むと
第七巻 : 君がため浮沼の池の菱摘むと
原文: 君為 浮沼池 菱採 我染袖 沾在哉
よみ: 君がため、浮沼(うきぬ)の池の、菱(ひし)摘(つ)むと、我が染めし袖(そで)、濡(ぬ)れにけるかも
かな:きみがため うきぬのいけの ひしつむと わがそめしそで ぬれにけるかも
意味: あなたのために浮沼(うきぬ)の池の菱(ひし)を摘んで、私の染めた袖(そで)を濡らしてしまいました。
「浮沼(うきぬ)の池」は、今の島根県大田市三瓶町(さんべまち)の浮布池(うきぬのいけ)とされています。一方、単に「沼」のことをいっているという説もあります。
万葉集第七巻−1249作者: 柿本人麻呂歌集(かきのもとひとまろかしゅう)より
アルバム: 万葉集:あさがお ムクゲ
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穂の国さんへお気に入り有難う御座います。2019年8月16日 19:47 ☆トミー (47)
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