万葉集:第四巻 : ぬばたまの黒髪変り白けても・・
ヒオウギ(檜扇) アヤメ科の花後の黒い種をぬばたま〜
原文: 野干玉之 黒髪變 白髪手裳 痛戀庭 相時有来
よみ: ぬばたまの、黒髪(くろかみ)変(かは)り、白(しら)けても、痛(いた)き恋(こひ)には、逢(あ)ふ時ありけり
かな:ぬばたまの くろかみかはり しらけても いたきこひには あふときありけり
意味: 黒髪(くろかみ)が白くなって(年をとって)も、せつない想いに出会うこともあるのです。
私釈:(ぬばたま、ひおうぎ)の実色のような 黒髪が白くなっても つらい恋に出会うことも有るのですね。
大伴旅人(おおとものたびと)が都に発った時に、沙弥満誓(さみのまんせい)が大伴旅人(おおとものたびと)に贈った歌です。
第4巻573 作者: 沙弥満誓(さみのまんせい)
アルバム: 万葉集:あさがお ムクゲ
タグ: 万葉集
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穂の国さんへお気に入り有難う御座います。2019年8月16日 20:46 ☆トミー (47)
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