万葉集:さなかづら サネカズラ(実蔓、核蔓) マツブサ科
原文:玉匣 将見圓山乃 狭名葛 佐不寐者遂尓 有勝麻之<自> 玉匣 三室戸山乃
訓読 玉櫛笥みむろの山のさな葛さ寝ずはつひに有りかつましじ 玉くしげ三室戸山の
仮名 たまくしげ みむろのやまの さなかづら さねずはつひに ありかつましじ たまくしげ
みむろとやまの
意味: 玉櫛笥(たまくしげ)っていうと、空けて見るから・・・みむろの山のさな葛(
かづら)っていうか・・・・さ「共寝、さね」ずにはとってもいられないですよ。
「みむろの山」は、「神がいらっしゃる山」のことで、この歌では三輪山のことではないかとい
われています。
藤原鎌足(ふじわらのかまたり)が鏡王女(かがみのおおきみ)に求婚したときに、鏡王女(かがみのおおきみ)が「うわさがたつようなことは嫌ですわ」と詠んだ歌への返事の歌です。
作者: 藤原鎌足(ふじわらのかまたり)巻2−94
アルバム: 万葉集:あさがお ムクゲ
タグ: 万葉集
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nami4radioさんへお気に入り有難うございます。
かわしょうさんへお気に入り有難うございます。
山猿のゴンさんへお気に入り有難うございます。
昔ライダーHKさんへお気に入り有難うございます。
たけ丸さんへお気に入り有難うございます。2019年10月22日 01:37 ☆トミー (47)
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