万葉集:わがつまはいたくこいらしく・・
万葉集:第20巻、4322番
原文: 和我都麻波 伊多久古非良之 乃牟美豆尓 加其佐倍美曳弖 余尓和須良礼受
仮名:わがつまはいたくこいらし、のむみずに、かげさえみえて、よはわすられず。
訳:我妻はいたく恋らし、飲む水に、影さえ見えて、
余は忘られず。
意味: 私の妻は、とても私のことを恋しがっているようです。飲む水に妻の影さえ映って、忘れられないのです。
作者:若倭部身麻呂(わかやまとべのみまろ)
若倭部身麻呂(わかやまとべのみまろ)は、麁玉郡(あらたまのこほり:今の静岡県浜松市浜北区宮口)の人です。
アルバム: 万葉集:あさがお ムクゲ
タグ: 万葉集
お気に入り (9)
9人がお気に入りに入れています
コメント (3)
-
宮口の人ですかぁ。
2014年11月11日 20:20 スミレ (25)
-
恋しいと思っているのは妻ではなくて読み人さんの方ですよね。
飲む水にさえ我妻の姿を見るなんて・・・で、それは妻が思ってくれているからだなんて、なんてシャイなの。2014年11月11日 21:07 ごくらくとんぼ (53)
-
穂の国さんへお気に入り有難う御座います。
samさんへお気に入り有難う御座います。
のゆゆさんへお気に入り有難う御座います。
atatさんへお気に入り有難う御座います。
スミレさんへコメントお気に入り有難う御座います。
もしかして昔お先祖様の知り合いじゃないですかね。
ごくらくとんぼさんへコメントお気に入り有難う御座います。
詠み人が勝手に妻が私のことを思っているからシャイですね。
ネッシー♪さんへお気に入り有難う御座います。
宙そらさんへお気に入り有難う御座います。
yuki-konさんへお気に入り有難う御座います。2014年11月12日 17:58 ☆トミー (47)
コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。